この最大推奨流量は、配管サイズを選定するための指標の一部として使用してください。

SGPは、JIS B 3452:2010に規定される配管用炭素鋼管のサイズです。

圧力降下基準では、最大推奨流量は、配管長さ30mあたりの圧力降下が、供給圧力(絶対圧力)に対して下記の比率のときの流量を表示しています。 　
SGP6A(1/8B)～SGP15A(1/2B): 10% 　
SGP20A(3/4B)～SGP50A(2B): 5% 　
SGP65A(2 1/2B)～SGP100A(4B): 2.5% 　
SGP125A(5B)～SGP150A(6B): 1% 　
SGP175A(7B)～SGP225A(9B): 0.5%

流速基準では、最大推奨流量は、米国CAGI(Compressed Air and Gas Institute)のCompressed Air and Gas Handbookに記載する供給配管サイズ選定指針の最大流速30ft/s(=9.144m/s)を基準に計算しています。

流速基準では、同じ最大流速でも配管長さが長くなると、圧力降下が大きくなりますので、選定する際には、圧力降下も考慮し、ご選定ください。